不動産投資
基本的に、不動産投資は株やFXと同じく、資産運用の１つで、自分の資産を増やす目的で、不動産に投資する事を言います。
不動産投資について
知名度としては、株やFXに劣るとは思いますが、不動産投資は結構人気が高いようです。それでも、その人気は高く、バブル期崩壊後は減少傾向にあったようですが、最近は少しずつですが、広がりつつあるそうです。特に、近年は銀行の低金利やペイオフの解禁によって、資金運用の１つの方法として行われたり、年金記録問題による年金の不安により、不動産投資は注目され始めているのです。
不動産投資の内容の具体的な方法は、購入した不動産を、人に貸したりすることによって「賃料」として収入を得る方法、購入した不動産を転売して売却差益によって利益を得る方法があります。この2つの利益により、資産を増やせることを期待して、不動産への投資を行うのです。バブル期では、主に後者の「不動産転売」が多かったそうですが、近年は安定した長期収入を目的とした、「賃料収入」が主流となっているそうです。
もちろん、不動産に限らず投資とは、「絶対」ではないので資産を増やすことができる場合もあれば、減らしてしまう場合もあることを忘れてはいけません。そのため、不動産投資もその「期待」と「リスク」を考えて、投資するか否かを考えなければなりません。不動産投資のリスクとは、「賃料収入」を目的とした場合には、「空室、滞納、低価」などが考えられます。逆に、「不動産転売」を目的とした場合には、不動産価値の低下が考えられます。
リスクとリターン
基本的に、こういったリスクがあることを理解していても、不動産投資を行う方が増えている理由は、それ相応のリターンがあるからです。リターンとは、相応の見返りを意味します。つまり、例をあげると、「ジャンケンで負けたら1000円払うけど、勝っても何もなし」なら、誰も行いませんが、「ジャンケンで負けたら1000円払うけど、勝ったら1000円貰える」と言う場合には、行う人もいるという事です。
上記の例え話の場合は、金額を1000円としましたが、それが万や億と言うレベルになれば、行う人は限られてきます。しかし、この不動産投資の場合は、ミドルリスク・ミドルリターンと言われます。賃料や不動産の値段が上がれば、見返りが得られるでしょうが、そうでない場合はリスクとなり、購入した資金がマイナスとなります。しかし、どちらにしても、土地は残りますので、株券のような会社の倒産による、いわゆる「紙切れ同然」にはなりません。
また、リスクを最小限にとどめるために、火災保険や地震保険などのような保険や、難燃性や耐震性の高い素材を使用したり、家賃保証などのサービスを利用することである程度リスクを軽減することも可能です。
ハイリターンを望むなら、ハイリスクを覚悟しなければなりませんが、確実に０にならない土地がありますので、資産全部がムダになることは無いので、退職金を利用し、将来の年金不安を補う方法の１つとして運用を行う人も多く、また、会社員を続けながら不動産投資を始めるかたも少なからずいるようです。
ちなみに、株式投資は、近年の不況により、伸びがイマイチらしく、不動産投資に流れている人もいると言う方もいます。