不動産の購入
不動産を購入する場合は、誰でも基準とするものがいくつかあると思いますが、今回は借りる人の立場にならないといけません。
物件を比較
不動産投資の場合、物件を探しますが、物件も様々あります。簡単に分けても、「新築と中古」、「一戸建てとアパートとマンション」、「都心と郊外」などに分けることができます。これだけでも、十分悩むことはできますし、住居周辺の施設や部屋の雰囲気など、いろいろ頭を悩ますことは出てきます。そこで、まずは大雑把に考えることから始めることをオススメします。簡単に比較方法の例を紹介します。
◆新築と中古
あなたが住む場合には、基本的には、新築が良いでしょう。しかし、不動産投資の場合は、新築がいいとは一概に言えないのも特徴です。新築のメリットとしては、地震対策が完全で、現在の建築基準で立てられた新築なので、地震保険は安くなることもありますし、借りる側から見ても人気が高いのは言うまでもありません。しかし、その分、購入価格が高くなりますので、ある程度の資金が必要になるはずです。
しかし、中古の場合には新築と比べると購入価格が低くすみます。そこは大きなメリットとなるはずです。また、すでに住むことが可能の状態になっているはずですから、新築に比べて早くに家賃の収入が見込めるはずです。しかし、修繕やリフォームの必要が出てくる可能性が高いと言うのはデメリットと言えるでしょう。また、築年数が長すぎると、ローンが組めない場合もあるようです。
◆都心と郊外
都心の場合は、人が多く集まっているので、空室というリスクの軽減ができる上、郊外に比べて多少は家賃を上げることも可能ですので、家賃収入も見込めるのも都心のメリットでしょう。空室の可能性の軽減と、家賃収入の割高が都心のメリットと言えるでしょう。しかし、その分、広い家や駅から数分という好条件を持つ住居は購入するのは、多くの金額が必要となるはずです。
その点は郊外ではそうでもないので、広い家や駅から数分と言う好条件を持っていたとしても都心と比べ、値段は少し低くなります。しかし、郊外の場合は人が少ないので、やはり空室というリスクが気になります。そのため、郊外では入居者を確実に手に入れることができるかが一番の気がかりとなります。しかし、土地の安さもありますので、表面的な金額だけを考えると、郊外が安いと言えます。
◆木造と鉄筋
基本的にアパートは木造で、マンションは鉄筋と言われているのですが、この辺は少しあやふやです。しかし、当然ながら木造に比べて、鉄筋の方が丈夫ですので、長期の融資が受けられるとされています。しかし、建築基準法はここ10年の間に変わりましたので、10年前の物件は現在の建築基準法と違いますので、ローンが組めない場合もあるかもしれません。また、リフォームの場合は当然の要に、鉄筋の方が高額になりがちです。
また、木造にしても、鉄筋にしても値段は、新築の方が高くなりやすいので、何年もたった場合は、どちらも、価値としては同じくらいになることもあります。そのため、古い場合は、リフォームが行いやすい木造の物件にするほうが、お得とも言えます。